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    授業内容詳細

 マーケティング概論
   Marketing Basic
授業科目区分
(経済学科)商学(経営学科)学科共通科目
担当者 滝本 優枝(准教授)
グレード G2
テーマ マーケティングの基礎理論を学ぶ
キーワード 4P,4C,顧客満足、顧客創造,製品開発,営業
開講年度
2015
開講時期
春・秋
配当年次
1・2・3・4
単位数
2
コース 1年生 (経営)学科共通科目
2年生 (経営)学科共通科目
3年生 (経)グローバル経済コース基本科目(経営系)(2012~2013年度入学生),(経)ビジネスマネジメントコース基本科目(2012~2013年度入学生)
4年生 (経)グローバル経済コース基本科目(経営系)(2012~2013年度入学生),(経)ビジネスマネジメントコース基本科目(2012~2013年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2008~2011年度入学生),(経)ITキャリアコース基本科目(2008年度~2011年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2007年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2006年度入学生)

授業の概要 マーケティング理論の基礎を学びます。シラバスの各回を見てもらえればわかりやすいですが、まずマーケティングの総論を2回ほどで学習し、現在のマーケティングの位置はどの辺にあるのかを学習します。その後、マーケティングの各論をケース(企業の事例)にそって学習していくことになります。各論においては分析的なマーケティングを学習した後、その分析手法にどのような問題点があるのか、そしてどのように現実をみていけばヨリ深い現実の理解ができるのかも考えていきます。
履修条件 特に定めない。
予習復習は教科書の「1からのマーケティング」をよく読んでおくこと。
科目の位置づけ・レベルなど 企業行動をマーケティングの視点から一定の分析ができるようになることは、みなさんが大学卒業後、実際に社会で働く際に有益です。社会を見る目のひとつに、マーケティング的視点を持つと、真実にヨリ一歩近づいた形で企業行動を見ることができるようになるでしょう。本講義ではその「マーケティング的パラダイム」を身に付けることでみなさんの「社会を見る目」を深めることをめざします。
履修条件:旧マーケティング論 の単位取得者は履修できません。
授業の到達目標 企業のマーケティング行動をマーケティング理論をつかって現状を把握し、その問題点を見極め、問題解決の意思決定ができる力を養成することを目標とする。企業の成功要因あるいは失敗要因はどこにあるのか、改善すべきポイントはどこにあるのかなど、まず企業の「現状を把握すること」が必要です。そのためにマーケティングの基礎理論が役立ちます。本講義ではマーケティングの基礎理論を学び、現状把握にいかに役立てるかを学びます。
授業の方法 理論を学ぶ際には企業の実際のケースを題材に学びます。それぞれのケースはそれだけでもおもしろいものですが、それだけで終わらず、どういった理論が導き出されるのか、あるいは同じケースでも他のいろいろな考え方があるということを学んでもらいます。そうすることでみなさんがヨリ深く理解することをめざします。
ICTの活用 講義内ではパワーポイントを使用し講義をすすめることがある。また、ネットによる
動画を使用した広告・消費者分析を行なうことを予定している。
授業外の学修 予習は、教科書にもとづいてではなく、身の回りの商品や消費者の行動について知見を
深めるために、よく観察してほしい。それが次回の講義での理論でどのように説明でき
るかを考えることが、本講義での効果的な予習となる。
復習については、基本用語のおさらいと、講義内で学習した理論が、実際の身の回りの
商品や消費者にどのように影響しているのかを概観してほしい。
テキスト・参考書 テキスト
「1からのマーケティング」 碩学社 石井淳蔵著
「1からのマーケティング分析」硯学社 恩蔵直人著
「1からの流通」硯学社 竹村正明著
成績評価の基準・方法 試験の結果を評価基準とする。
出席点は特別設けていませんが、積極的な出席をのぞみます。ただし授業内でのレポートは若干の評価に加算します。提出は自由ですが、積極的に提出してください。
履修上の注意事項や修学上の助言など 単に出席する(そしてしゃべったりする)こと自体に何の意味もない。周囲にいる学習したい意欲のある学生たちの学習意欲を削いだり、迷惑になったりする。こういったことが起こりがちであるため、本講義では出席点としての出席調査はしません。その代わり、講義に出席した際には周りの迷惑になるようなことは控えていただきたい。講義中の私語は厳禁とし、そのような場合は即刻退出していただきます。

また、講義の途中で教壇までプリントを取りに来て講義を中断させる学生が時々いるが、それも迷惑です。
欠席時のプリントの個別の要求は、大勢いる学生に個別に対応をするのは不可能かつ不公平なため、配布物は各自が責任を持って周囲から調達をしてください(もう高校生ではありませんー生徒ではないのです。「学生」なのです。自分で責任をもち、行動しましょう)。
教員の研究・人物紹介
オフィスアワー 月曜日 14:00~14:30 八尾駅前キャンパス4階 相談ラウンジ
マーケティング・消費者行動論等、商学関連科目の学修相談


第1回 ガイダンスーマーケティングとは

授業・試験方法の説明。授業方針。
マーケティング(市場化する)とはどういうことか。
マーケティングが誕生した歴史背景をさぐることでマーケティングを理解してもらいます。

第2回 マーケティングと販売問題(プロダクトアウトとマーケットイン)

「作った製品を売り切る」から「いかに売れる製品をつくるか」に企業の関心はシフトしてきた。売れる商品とは消費者のニーズにあった商品であるが、企業は消費者ニーズを把握するためにどのような工夫をしているのかを見ていく。IBMや積水ハウス、京セラの事例を参考とする。

第3回 マーケティングの4P、4C

マーケティングの4P、4Cについて解説する。重要なのは4Pそれぞれの要素をいかにくみあわせるか(マーケティングミックス)、ということである。具体事例を用いて解説します。4Cについても事例演習として考えます。

第4回 市場細分化、STP

マーケティングの基本であるSTPについて学修します。

第5回 製品開発その1

製品開発とは、知識創造のマネジメントである。ここでは日立の野菜忠臣蔵の事例をもとに、顧客の視点にたつマーケティング担当者と技術の視点にたつ開発担当者がお互いの利害を調整しながらいかに新製品開発をすすめていくのかを疑似体験してもらいます。そこでは「知識創造」とコミュニケーションがかぎとなっています。

第6回 製品開発その2ー共同開発

新しい製品開発について学びます。これまでの製品開発スタイルではなぜヒットに繫がらなくなってきていているのかを学修したのち、そのような厳しい状況下において、実際の企業の開発担当者はどのような工夫をしているのかを学びます。

第7回 製品開発その3ー複線型開発

これまでのロングセラーを狙った単線型開発と比較して、昨今のヒットがでない状況下においては複線型開発とよばれる開発スタイルで小ヒットを確実に稼いでいくスタイルが増えている。どのような特徴があり、なぜそれが企業の業績にプラスに働いているのかを探ります。

第8回 製品開発その4-リードユーザー、暗黙知・形式知

その他、デフレ化、他国からの低価格模倣品に対抗するためにどのような工夫が考えられ実施されているのか。表題の他に、システムで対抗する方法、脱モジュール化などについて、最新の事例をもとに日本企業の開発の打開策を考えます。

第9回 ブランドマネジメント

製品やサービスにブランドを付与するとどのような効果をもたらすのか。わたしたちに身近にある「ブランド」について詳しく学習します。ブランドを付与するとなぜプレミアム価格で購買してくれるのか、なぜ反復的に購買してくれるのか(ブランド忠誠心)。これらについて考えます。皆さんが何気なく行っている消費活動は、非常に複雑なことが絡み合っていること、それをいかに刺激することで購買へと導くのか、などを解説します。

第10回 消費者とのコミュニケーション:プロモーション

企業はCMや雑誌などの広告からだけではなく、いろんな手法を使って消費者とコミュニケーションしています。例えば店舗の雰囲気や紙袋、店員の応対や立地条件などすべてが製品やサービスのブランドの意味づけを行います。4Pすべてを通じて消費者とコミュニケーションを継続することの重要さを実際の事例を使用して解説します。

第11回 新しい営業のかたち1

従来型の営業スタイルが現象してきている。また、営業の仕事そのものが変化してきている。売り込みや代金回収の業務が減り、その代わり提案する営業へと変化しているのだ。つまり商品を売り込むだけが営業の活動ではない。営業は組織内部・流通・顧客に対してそれぞれの商品の扱いや購入する上での問題を解決しながら商品を理解してもらう活動であることを学修します。

第12回 新しい営業のかたち2

市場成長期の営業スタイルとは違い、現代のような低成長期の営業スタイルでは要求される知識の水準は高くなり、複雑化している。また個人の努力だけでなく組織での統制が重要になってきています。このような現代にもとめられる「営業力」について、事例をもとに学修します。

第13回 ロジスティクスのマネジメント

需要の変化が激しい今日、需要の変化にあわせて財の流れを管理するシステムを構築することが重要である。需要の変化を情報技術や営業マンの人的接触によって関連部署にリアルタイムで伝達し各部署はその情報にすばやく対応して生産計画を立て直すことが要求されている。

第14回 プレゼンテーション

マーケティング分析のグループワークを実施します。
優秀なグループは表彰などがあります。
これまでの集大成として、トライしてみましょう。

第15回 まとめ

これまでの議論を簡単に整理し、質疑応答にて理解度を深めます。